2013末時点で Aptana Studio 3 > Titanium Studio
Titanium Studio の起動まで
1.ユーザー登録してダウンロード。Win32 インストーラーはAptanaより10MBほどファイルサイズ小さい。これはtitanium studio documantaion ページに「Railsの頻繁な更新で動作しなくなり、実際には使用頻度の少ないAptana Studioのメニューを削除した」と謳っている点から想定内。
2.インストーラー起動。途中でJava SE 7をインストールする過程が挟まる。
3.初回起動で何度もつまずく。
インストールパス\TitaniumStudio.iniを編集:
(管理者権限でエディターを開かないと編集できなかったりする)
# 以下の2行は貧弱PCで起動不能になリ
# "titatium studio failed to create vertual machine windows"
# とJava エラーになるため削除
--launcher.XXMaxPermSize
256m
# Tinanium Studio は既定ではMbaaS業者でもあるAppcelalatorへのログイン認証を求めるので、それをスキップする行を追加;
-Dtitanium.bypassAuthentication=true
起動時に既定ではなにかのgithubアップデートをかけにいく。
ここでgithubとの通信が制限されている現場(※大企業とその系列)では
Titanium Studio Windows版は応答不能フリーズ状態になる。
何度やってもムダ。
★ネットワークを切断し、NICからIP address解放すると起動する。
4.結末:オチ
GUIはAptana 3と同じ。(公式ページにAptanaにトッピングしただけの構成概念図あり)
既定のsnippetからCoffeeScript, Cucumber, HAML,PHP, Rspec, Ruby,Rails, Sass, YAMLがけずられている。
既定のCommandsメニューからはHeroku, Engine Yardがない。
変わりにJavaScript愛に満ちたTitanium Mobileのsnippetやコード補完一式がバンドルされている。
まあ、追加でネットワークインストールせよという暗示なのでしょう。
これらbundle(vimでいうsyntax highlight, plugins, snipmate式snippetsと GUIメニュー一式)に差があるのは、Aptana 3からも
Command->Bundle- Development->Update User Bundles
で埋められる。TitaniumをAptana化するのもAptanaをTitanium化するのもこのメニューで同じ。
IDEを使う意義=エディターの設定省略、だ。
これではTitaniumをつかう意義がとぼしい。
単にAppcelelatorのMBaas環境に誘導し、"Write JavaScript Once, Run Anywhere"な環境に誘導しているだけ。
一番痛いのは、起動時に外部webやgithubとの通信ができないと1クリックでIDEフリーズしてしまう件。 回避方法をしらべる気力ものこっていない。
まあ さがせばoptions->preference あたりにあるのだろうが。
JS一元化主義に またしてもふりまわされた感じ。
一昔前に、読み書きソロバンに変わって読み書き英語PCなど ヒョーロン屋がこぞって比喩を提示した。
が、読み書き英語VBAができたところで、大した食い扶持にならないのが今の寸止め世界恐慌下。
そのうち
読み書き英語VBA
と
読み書き英語JavaScript
は似た様なスキルセットになるのではとおもう。単なる陳腐なスキルセットに。。。
SEもデザイナーも社内事務職もネコも杓子もインド系もアングロ系もチャイニーズもJSのNullや未定義値と格闘する時代到来の予感。
そんないやな未来が到来したら、JS職人のプログラミングスキルなど、売りにはならないだろう。
そうおもってたら英語圏でJSの未来について小論文と討論のページがあった;
http://programming.oreilly.com/2013/04/will-javascript-take-over-the-programming-world.html
JSは未来のアセンブラ、VB、COBOL、...いろんな たとえ方とその反論があるものだ。
Titanium Mobileについて2年前からつづいている英語の討論頁:
http://usingimho.wordpress.com/2011/06/14/why-you-should-stay-away-from-appcelerators-titanium/
ふむふむ。いろいろ欠点を予習してつかうべし、と。
「●●はスゴイ。●●のご紹介。」というショーカイ屋さんの
作文につられて、数時間つぶして終了。